こどもの日。何もしてあげられませんでした

昨日はこどもの日でした。私の家では毎年恒例で柏餅かちまきを食べるのが習慣です。笹の葉の香りがほのかに感じられ、ほっこりした気分にさせてくれます。今年はそれも叶いませんでした。
息子は何も言いませんでした。思います。ごめんね…今年はこどもの日を楽しむ余裕もないんだよ。本当にごめんね。お金が入ったら、靴も買ってあげるし、前から言ってたびっくりドンキーも連れて行ってあげるから、もう少しもう少しだけ我慢して。
もちろん言えません。小さい体で既に限界まで我慢してる息子にまだもう少し我慢してなんて…絶対言えません。息子のストレスも限界。我慢も限界。家で運動させたら苦情、外に出ればステイホーム。大人でさえ我慢の限界です。
それなのに息子は文句も言わずに家でひとり。ママである私は一体何をしてあげられているのでしょうか?わかっています。何もしてあげられていません。それが痛いほどわかっています。
私は波瀾万丈と言えるほどの人生を歩んできたと言えるほどではないとしても、それなりに辛い道を歩んできたと思っていました。でも、それは間違いでした。親からの愛情を感じられない、私の母は私よりも再婚相手の方が大事。そう確信に変わった日よりも。
今が人生で一番辛い時だと思います。息子と二人でずっと生きてきたのに、言いたいことも言えず、小さい体に我慢を強いて、いつから息子はこんな辛そうな顔をしてたのか…。情けない…私は母親失格です。
朝から込み上げる感情を抑えられません。ちょっと今日は涙が止まりそうもないので…。すみません。