過去の貧乏エピソード①

母親という立場になった今。私も根っからの貧乏に愛された人生なのか、そういう貧乏な人生をずっと歩んできました。私もマイペースなのか子どもの頃は貧乏でも、そうなんだ。程度くらいにしか思っていませんでした。

まだ私の母親が再婚する前。つまりシングルマザーだった頃の生活。まだ少しは愛情を与えられていた頃、私の家ではとにかく無駄にしないって事がモットーっていうかポリシーっていうか教えでした。確実に貧乏だったので新聞を取るお金もなく、よくチラシが投函される地域でした。

そのチラシにも当たりと外れがあって、両面印刷されているチラシは外れ。片面印刷のチラシは当たり。両面印刷されているものは折紙に使ったり、片面印刷のチラシはメモ帳とか母とのコミュニケーションボードみたいに使ってました。

たまに新聞が投函されている時もありました。そういう時は母が喜んで、新聞読みなって言ってくれました。昔は街を歩くとポケットティッシュもよく貰えて、私は学校に行く頃よく持って行かされてました。このポケットティッシュも色んな事を巻き起こしたんですよね…

小学生くらいの時ってポケットティッシュ持って来てる女の子って結構いて、男の子は知らないけど。そのポケットティッシュの質?女の子だからかわいいキャラクターとか印刷されているピンクのものとか、すごく柔らかい質のいいポケットティッシュとか人気がありました。

そんな中、私の持ってるポケットティッシュは街中で貰った材質の悪い、硬くて、毛羽立ちやすい、しかも裏には借金の案内とか書かれてるポケットティッシュでした…。小学生の頃は変なのー!とかよく言われてた気がします。マイペースな性格だったし、持ってないよりよくない?っていう前向きな子でした。

それに街を歩けば無料で貰えるし。ポケットティッシュを受け取る時に、人によってはありがとうございます。って言って渡してくれるし。みんな喜べるし。あの頃はそれが辛いって思った事なんてなかったし、それより節約?無駄なお金を使わない、お金を大事にしてるって事が誇らしかった。

でも、私の母親が再婚してからは辛いって思う事が多くなりました。みんなが持っている物が買えなくても、お腹が減っていても大丈夫だったけど、私って愛されてないんだ…って思うようになってからですかね?それからは人生が一気に辛くなって、家で息するのも辛かった…。特に高校生くらいになってからは。母親になった今でも貧乏だった生活よりも、愛情がなくなった日の事とか生活の方が記憶に残っています。また話します。

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あんなママ
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